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coincheckで発生したNEMの不正送金問題で大変なことになっていますね(^^ゞ

私も日本円含めて200万円程入れてあったので他人ごとではありません。。。

当然ながらcoincheckに対する不満の声が大きいですが、coincheckを利用していた人は逆に応援しましょうその方がお金が返ってくる可能性が高いと思います

追記)まさかの『②自力で経営再建』でした(^^ゞ
自己資金で補償って、やはりすごい儲かってたんですね。
NEMじゃなくてJPYで補償ってところとほとんど底値の88円ってところが残念ですが、まあダメージは最低限で済みそうです。



1.coincheckは今後どうなる?

応援したほうがお金が返ってくるとか意味が分からないと思います。 これは個人的な考えなので、確信しているわけではありませんが、順を追って説明していきます(^^ゞ

NEMが不正送金されたことは確実となりましたが、まず大前提として不正送金発生=破産ではありません。 そこを踏まえて今後、coincheckがどうなる可能性があるか考えてみます。

①破産

まず一番避けたい状況です。

破産となってしまった場合、NEMは間違いなく返ってこないと思います。 ただ、幸いと言っていいのか、他の銘柄については盗難された事実はなさそうです。

公式発表はありませんが、他の通貨については世界的に見てもNEMのように大量の通貨が一気に送金された事実は確認できないみたいです。

そのため、破産してもNEM以外の通貨は手元に戻ってくる可能性が高いのではないかと思います。 無い袖は振れないといいますが、手元にある現金化できる資産をcoincheckが着服したり、政府機関が没収するというのは世論的にも考えずらいと思います。

ただこの辺は微妙だと思います。

②自力で経営再建

可能性はかなり低いと思いますが、coincheckが自力で数百億円を何とかするパターンです。

NEMだけで数百億円相当の在庫があったということは他の通貨も含めるとかなりの取引量であったと想像できます。

13銘柄の仮想通貨を扱っていて、ビットコイン、イーサリアム、リップルなど明らかにNEMより取引量が多いと思われる通貨もあるので、少なくとも数千億、下手をすると1兆円を超える仮想通貨がcoincheckで取引されていた可能性があります。

その場合coincheckは取引の際に3%~10%程度の手数料を取っているので、月100億円くらいの収入を得ていてもおかしくありません。 実際こんなツイートもあります。



もちろん、設備投資や人件費もあるので、流石に数百億円分のNEMを直ちに補填できるとは思えませんが、NEM財団や業界の協力を得て、何らかの形で融資(円でもNEMでも)を受けられれば立て直せるかもしれません。

NEM財団も『協力できることがあれば協力する』と言っていますし、可能性はゼロではないと思います。

③債務トークンの発行

Binance(バイナンス)のBNBトークンと同じようなものです。

こんなものを想定しています。

■CCトークン(仮称)
流出したNEM相当のCCトークンを被害者に配布します。被害者はそのトークンをすぐに売ることもできるし、売買する際の手数料として利用することもできます。

手数料として利用する場合は円で支払った場合と比べて30%~50%程度の手数料を割り引きます。

実際、過去にBitfinexという仮想通貨取引所がハッキングで取引所の資産の約36%を失いましたが、債務トークンを発行して無事完済しました。

外部リンク:Bitfinex、2016年8月のハッキングで失った資金を債務トークンの発行により完済

資金の36%というと割合では今回のcoincheckより大きいはずですし、過去に建て直した例もありますので、十分に立て直しは可能だと思います。 


④買収

資金力のある他社に買収されることが考えられます。

日本の仮想通貨ビジネスに参入したい外資系や国内の資産家で先端技術に積極的な企業が買収する可能性があると思います。 ぱっと思い当たるのはソフトバンクの孫会長や堀江貴文さんあたりでしょうか?

GOXしたなら負債を抱えた状態なので、通常では考えられない金額、200億とか300億とかでcoincheckを買収できるかもしれません。仮想通貨に未来を感じていて、このくらいの額をポンと出せる人なら放っておかないと思います。


2.大切なのは世論と利用者の気持ち

①~④まで今後の可能性を考えてみました。

素人の考えることなので、穴はたくさんあるでしょう。 それでも『①破産』さえ避けられればcoincheckに預けたすべてのお金が返ってくる可能性があります。

②~④にもっていくのに大切なことはといえば世論と利用者の気持ちだと思います。 世論が”coincheckはもうだめだ”とか”もう無駄だからとっと破産して今あるお金だけでも返せよ”となれば、『③債務トークンの発行』をしても厳しいという判断になりますし、経営陣も”望まれていないなら…”と安易に破産に動いてしまう可能性があります。

また、融資や買収する側も世論と利用者の風当たりが強く、この場を凌いでも利用されないと思えば買収をやめる可能性もあります。

逆に”coincheck頑張って”や”アプリは使いやすいし、セキュリティが強化されればまた利用する”という声が多ければ、融資を受けられて『②自力で経営再建』する可能性も上がりますし、『③債務トークンの発行』で立て直せるかもしれません。

④買収』については、元を取れる見通しが立つなら優秀でフットワークの軽い実力者が手を出さないわけがありません

勿論そんなに単純な事ではないと思いますが、少なくともcoincheckに罵倒を浴びせているよりは応援したほうが建設的かなと考えています。

もし同じ考えの方がいましたら、ぜひツイッターや掲示板などでもcoincheckを罵倒する書き込みではなく応援する書き込みをしてみてください(^^♪

その方が預けたお金が返ってくる可能性が少しは増えるかもしれません。個人的には『③債務トークンの発行』をぜひやって欲しいですね。

そうすれば今後はcoincheckを安い手数料で使えて利便性が増します。

あー、coincheckが立て直しに成功して私の約200万円、返ってくるといいなー(^^ゞ


仮想通貨関連の取り組み

仮想通貨関連で5点ほど取り組みをはじめました(^^♪
それぞれの状況を毎週報告していきますので、参考にしてください。

宝くじ感覚の仮想通貨投資
 ⇒coincheckで扱っている13銘柄すべてを購入

【仮想通貨】トークン積立
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超マイナー通貨を掘り当てろ
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